何が何だか分からないままあたりを見回していると、少し離れたところで光る2つの玉が見えてきた。 その玉は徐々に私に近づいてくる。 何だろう? 眩しい...... 近づいて来て、やっと分かったのはそれは玉ではないってこと。 それは懐中電灯の光だった。 「大丈夫かー!?」 「何があったー!?」 って口々に言いながらやってくるおじさんたち。 おじさんたちは「もう大丈夫だよ」って私の頭を撫でながら優しく言う。