これは座ったからじゃない。 走っている時からそうだった。 なぜか私よりヒマワリの方が大きくて、前以外何も見えない。 「大丈夫?」 座り込む私を心配そうに近寄ってくる影。 ずっと私が追いかけていた子だ。 私の隣に来て、しゃがみこむ。 なぜか、隣にいるはずなのに逆光のようになって顔が見えない。 「誰なの?」 「あっちに行こうよ!」 私の質問には答えずに、腕を引っ張って進んでいく。