「僕、ハルが好き」 まっすぐに私を見つめる目はとても澄んでいてキレイだった。 「ハルもカイくんが好き」 「僕たちずっと一緒だよ」 「うん!約束ね!」 小さく、細い小指を絡ませて、ずっと隣にいる事を約束した。 私たちはそれを信じて疑わなかった。 ずっとずっと隣にいると思っていた。