「 きれい 」 その夜は何十年かに1度の好条件での流星群だといわれていた。 「 ほら、身体が冷えるからもう入ろう。 」 「 まって、あと少しだけ。 この景色を目に焼きつけておくの、いつでも思い出せるように。 」 そう言って彼女はまた空を見上げた 頬、鼻が赤く染まり、少し身体が震えていた 「 あと少しだけだよ 」 その小さな肩に、家から持ってきた毛布をかけた ああ、君がずっとこうして笑っていてくれたなら...