王宮に入るための一つ目の厳重な門をくぐるとシンさんが出迎えてくれていた。 「おかえりなさい。」 「ただいま......です。」 母親に言ってもらったことはない。 だから、少しぎこちない返事になってしまった。 それでも、誰かが出迎えてくれて言葉をかけてくれることに嬉しさを感じた。