「ノンは、お馬鹿さんだねぇ」 目を細める。 「あんたと、生きる。あの時に、決めた」 懐かしいねー。ノンと出会ったあの日。 もっともっと、どん底にいたあの時。 「けどー、危なくなったらノンはあたしを置いて逃げるんだよー」 それだけ、それだけでいい。 ノンはあたしの憧れている光の世界で生きなきゃいけない人間なんだよ。 「わかった」 しっかりと目を見て力強く頷いたノン。 穏やかな空気が流れてたのに…、 「杏珠」 邪魔された。