「ノンはあたしと、関わるとロクなことがないから」 素に戻って話す。 「これからも、あたしは闇の中で生きる」 本家に行ったときに思わされたんだよ。 こんな、暗くて真っ黒な世界であたしは生きていくって。 「だからさ、ノンはノンの世界で生きなよー」 また、仮面をつけて話す。 ノンの歪んだ顔が瞳に映る。 そーだよ、あたしを恨んで恨んであたしのことなんか綺麗さっぱり忘れたらいい。 存在がなかったように、 「それでも、あたしはあんたといたいんだよ」 小さく小さく呟いたノン。