「真野さん…、」
「んー?」
あ、注目集めすぎたみたい…
「あの、」
「あ、京ちゃんとはー幼なじみだからさー」
なんも知らないよ?とコテンと首を傾げる。
「そ、そっか」
ぎこちない笑みを浮かべるお姫様。
この、守られすぎてるお姫様はなかなか手強いな。
「京ちゃんは何組なのー?」
「隣のクラスだよー」
「んじゃ、さっさと行けよー」
邪魔だと目で訴えるとほいほーいと出ていった。
「なんか、京ちゃんがごめんねー」
「いや、それよりもお前に聞きたいことがある」
阿修羅の総長さんがあたしを見る。
「ここじゃ、できない話ー?」
「ああ」
「じゃ、早く行こっかー」
ここ長居するのは得策じゃない。


