万華鏡



「ほらー、そんな顔しないのぉ」






眉間に眉を寄せるノンのしわシワを伸ばす。







「んじゃ、あたしー屋上でお昼寝してきまぁすっ」






「ちょっ!杏!!屋上はっ_______」






ノンの言うことを無視して教室を出る。







「いやー、青いねぇ」








肌寒くなった季節にしては綺麗な青空。








「会いたいなぁ…」







  


あの人を考えると素に戻ってしまう。
















「っ、」