突然訪れた別れに 私は彼のことが こんなにも好きだったのだと 初めて気づかされた。 私はいつからか 彼を友人としてではなく 愛する人として ずっと追いかけていたのだろう。 だけど、もう… 私は彼の隣にはいられない。 彼女を見つめる彼の瞳に もう私は映らない。 彼の隣に私がいることは これから先もずっとずっと 変わらないことだと思っていたのは この私だけだった。