私を見つめるその目は、周りのどの景色も映さずただ私だけを捉えていた。

「…や」
「?」
「いや…だ。だってせっかく…せっかく友達になれたのに…!」

せっかく友達になれたのに。
それに…このまま素直に言うことを聞くだけじゃダメだって。
ねえ晴輝くん。
晴輝くんの瞳には私しか映ってなかったね。
私以外も、ちゃんと見ないとダメだよ…。
だから。