「ね、赤羽さんもそれ開けてよ」

無邪気な子供のようにはしゃぎ催促してきた。
ラッピングを外すと…
さっき、王子くんにあげたハンカチのすぐ隣にあった、お姫様の格好をしたキャラクターのハンカチだった。

「こ、これ…」
「ふふ、偶然とはいえ、ペアになったね」

視界が歪んでいく。
頬を雫が伝っていくのがわかる。

「え、ごめんね、これあんまり好きじゃなかった?」
「いえ、いえ…嬉しくて…」