私はそれを持ち、王子くんに気づかれないようにそそくさとレジへ向かう。

「ご自宅用ですか?」
「いえ…ラッピングお願いします」
「かしこまりました」

会計を終え売り場に戻る。
人がごったがえしている中でもさすが王子くん。
キラキラしているからすぐに見つけた。
王子くんは私のことを探してるようでキョロキョロしていた。

「赤羽さん!」
「わ!」

ギュッ

視界から王子くんがいなくなったと思ったら突然後ろから抱きしめられた。