「あ…あの…」

さっきの王子くんが怖くて、上手く声が出ない。

「赤羽さん、1人にしてごめんね」
「え、あ…」

そこにはいつも通りの優しい笑顔の王子くん。
少しホッとした。

「怖かったよね、次からは1人にしないよ」
「だ、大丈夫…お茶ありがとう」
「いえいえ」

上手く笑えてるかな。
申し訳ないよね、助けてくれたのに怖いだなんて思って…。