海が見える窓






…―


「ん、旨い!!」



サンドイッチが運ばれてくるとすぐに、拓海は口へ放り込んだ。



「トマトと豚肉とキュウリにそれから…」


「何回来ても飽きないね」


「はいっ」



胡桃は拓海のスマイルに骨抜きにされてしまった。



…あぁもう、極上のスマイル!!



「水瀬さんっていくつなの?」


「あたし、19です!」


「へ~!俺は26だよ。大人っぽいね」


「26なんですか!?大人っぽいなんて…」


「はは、顔真っ赤になってる」



2人は他愛のない話をしながら昼休みを過ごした。