ー私、枚野里々(まいの りり)。小学六年生。
「里々ー‼︎」
…ん?
「あ、恋菜ちゃん!」
この子は、山口恋菜(やまぐち れんな)。
保育園からの幼馴染みで、親友だ。
「どーしたの?なんか浮かない顔ジャーン?」
「…え、そ、そうかなぁ。なんか、男の子達が話しかけてきて、こ、こ、怖くて…」
「…。」
…?恋菜ちゃん?
「…その天然ちょーわざとっぽい…。…まぁ、それでも女子にも男子にも好かれるんだから、本当の天然かぁ」
…?ん?ど、どーゆー意味?
天然って…
何だっけ?
「天然って何ですかって顔だな」
え⁉︎
気づくと、恋菜ちゃんが、こっちを見て笑っている。
何で分かるのかなぁ?不思議。


