初めていじめを受けた、当時小学2年生だった私は、友達だと思っていた人達からひどい扱いを受けて心が折れそうだった。特に気の強そうな女子3人組に罵声を浴びせ続けられることもあれば、学校だけでなくプライベートでもいじめられたこともあった。
あの日、私をよくいじめる気の強そうな女子3人組から遊びに誘われた。今思えば断れば良かったのかもしれないが、私は遊びの誘いを普通にOKしてしまった。その時が楽しければ何でもいい、遊びに誘ってくれたんだから私のことをいじめはしないであろう、そんな風に思ったからである。今となってはこの選択を非常に後悔している。
この日のいじめは、学校でのいじめよりたちが悪かった。私のことをうざいだの、消えろだのと言いながら、走って私から逃げるようにして私を置いてきぼりにした。何とか3人を探しだした私だったが、もっとひどかったのは、その後に告げられた一言だった。「お前なんかと遊ぶわけねーよ、バーカ。」3人の目の前では涙をこらえていたが、家に帰ってどれほど泣いただろうか。泣き止んだ後もショックでしばらく放心状態だった。
この出来事から何年か経った今も、このことについては忘れたくても忘れられない。私の中でトラウマになってしまっているからだ。