いつの間にか寝てしまっていた。 祭りの最中だが、こんな古びた神社には誰も来ないだろう。 と思っていたのに。 「女子がこのような所にいるとは、おい、起きろ」 『ん…誰?』 目の前には知らない男の人。 背が高くて、結構かっこいい。 でも、どこか普通の人と違う気がする。