面接当日。
夕方の4時50分






緊張した様子でお店に足を運ぶ少年が1人。






この話の主人公になる予定のりんである






りん
「すみませーん。今日の5時から面接と言われてた者ですけど店長さんはいらっしゃいますか?」







店員A
「店長は5時半まで休憩で今居ないんやけど...」







衝撃の事実。







面接は5時からと言われ印象を良くしようと思い、襟つきのシャツを着て気合を入れて10分前に行くと店長は不在。







そんな馬鹿な...等と考えていると







店員A
「ごめんね、うちの店長そーゆー人だから
今から電話かけて呼び直すね!
私はパートの福井です、よろしくね」







とても良い人である。








りん
「いえいえ、全然大丈夫ですよ
こちらこそよろしくお願いします!」







なんて事をしてると1人の男がやって来た








???
「いや~ごめんごめん、面接の事はちゃんと覚えてたんだけどお昼ご飯食べれてなくってさ(笑)」








福井さん
「ちゃんとしてくださいよ、店長」








どうやらこの人が店長のようだ。








分かりやすく言うとMr.チルドレルの桜井を少し崩したような顔である。






(後に本人が学生時代は落ちぶれた
小室哲哉と呼ばれていたと語っている。)








店長
「今事務所汚いからちょっとこっち来て」








と店内の椅子に案内されて面接が始まった






年齢、志望理由、勤務日数の希望を聞かれ
それに答え終わると、








店長
「はい、じゃあ採用ね
明日からシフト入ってね~」








なんとも緩い感じで決定してしまった
まぁこちらとしては面倒くさくないので助かったなどと考えていると







店長
「じゃあこれシフト表ね、じゃあ明日から
よろしく~」








りん
「こちらこそよろしくお願いします!」








ここから私のバイト生活が始まるのである