帰り道、ふと立ち止まり真っ暗な空を見上げる。今日は快晴だったからか、星が綺麗に輝いていた。
再び歩き出したとき、メールが届いた。美緒ちゃんからだとすぐに分かる着信音。
【今晩は。こんな遅くにすいません。
もう寝ていて起こしちゃったりしたらもっとすいません。。
今日おばさんから、秋限定で発売するパンを考えるという宿題をだされました!
凄くうれしくて、でも少し不安で……。
だけど美味しいって言ってもらえるように一生懸命考えようと思います。
パンが出来たら、高瀬さんに食べてもらいたいです。
大好きな高瀬さんが思わず笑っちゃうくらい美味しいパン、頑張って作ります!】
〝大好きな高瀬さん〟
彼女のように、素直に真っ直ぐでいられたら、俺の迷いも吹き飛ぶのだろうか……。
再び歩き出したとき、メールが届いた。美緒ちゃんからだとすぐに分かる着信音。
【今晩は。こんな遅くにすいません。
もう寝ていて起こしちゃったりしたらもっとすいません。。
今日おばさんから、秋限定で発売するパンを考えるという宿題をだされました!
凄くうれしくて、でも少し不安で……。
だけど美味しいって言ってもらえるように一生懸命考えようと思います。
パンが出来たら、高瀬さんに食べてもらいたいです。
大好きな高瀬さんが思わず笑っちゃうくらい美味しいパン、頑張って作ります!】
〝大好きな高瀬さん〟
彼女のように、素直に真っ直ぐでいられたら、俺の迷いも吹き飛ぶのだろうか……。



