8月3日14時、夏休みの課題を一段落させた私は誰もいないお店で高瀬さんを待った。
パンの香りが残る店内、緊張で顔が強張っていないか鏡でチェックしながら頬を軽く引っ張ったその時、高瀬さんがやってきた。
「いらっしゃいませ」
とっさにそう言ってしまい、恥ずかしくなって俯く私を見て、高瀬さんは微笑んだ。
「いつも一生懸命接客してる証拠だよ」
高瀬さんの言葉は、いつも本当に優しくて
あなたを知れば知るほど私の中の〝好き〟が、どんどん大きくなってしまう。
パンの香りが残る店内、緊張で顔が強張っていないか鏡でチェックしながら頬を軽く引っ張ったその時、高瀬さんがやってきた。
「いらっしゃいませ」
とっさにそう言ってしまい、恥ずかしくなって俯く私を見て、高瀬さんは微笑んだ。
「いつも一生懸命接客してる証拠だよ」
高瀬さんの言葉は、いつも本当に優しくて
あなたを知れば知るほど私の中の〝好き〟が、どんどん大きくなってしまう。



