「ここだよ!入ってて。奏太!案内しといて。」

「了解。」

さてと、ジュースでも、もってこ。

【かちゃ。】

おまたせ。

『お構いなく。ここは誰の部屋だ?』

「奏太と私の部屋。」

『やばくね?健全な男女が同じ部屋って』

「だよね。ちょうどここの部屋しかなかったから」

『だいぶでかいよな。この家。いや、屋敷か?』

「屋敷ではないよ。お手伝いさんとかも雇ってるから、部屋はここが余裕あるの。」

『ふぇー。すげー。』

さて、ここに今いるのは、私。奏太。佑樹。秋人くん。三つ子ちゃん達。そして、佑樹のママ。

あー、怖かった。

警察に連絡した時には、鈴…なんとか君は殺されていて、大量の血を浴びた状態で絵礼奈ちゃんは見つかった。

絵礼奈ちゃんは刑務所。

家族の人はカウンセリングを受けるため、高度な技術者がいるアメリカのロスに飛んだ。