[夜遅くにごめんね。
友達が、絵礼奈ちゃんと付き合ってるんだけど。束縛されちゃってるみたいなんだよね。どうしたらいいかな?]

こんなの送ってどうしろ!っていうんだろ。私って馬鹿なのでしょうね。

〈え?まじかよ。あいつに捕まるとろくなことねーぞ?なんとかしねーと。〉

え?そんなにやばいの?

[どうしよ!私達なんとかできないのかな?]

〈姫花、落ち着け。その友達の恋人のフリしろ!俺は、付き合ってること誰にも言ってねーし。〉

[待って!私が、秋人くんに言っちゃった。]

〈秋人兄なら口かたいから大丈夫。明日、作戦会議。〉

[了解!よろしくお願いします。]

〈はいよ!任せとけ!〉