「俺と付き合ってください!」

あんた誰?

ふと私の中に、この言葉が飛び出した。
同期………なんだろうけど。

カチコチに固まっている私を見てか、勝手に自己紹介を始めてしまった。

わたしは、もてるんだろうか?

今までに、告られた回数は、10回をゆうに超えていることだろう。

そして、今の段階でまた、記録を塗ぬりかえてしまった。

目の前にいる男子は、鈴中圭吾(すずなかけいご)。

あまり、私の好みなんかじゃない。

熱血系の鈴中君は、またまた、熱烈に話しだす。好きになったきっかけ、初めてあった印象。その他もろもろ。

正直。うざい。

そして重い。

「ごめん。私好きな奴いるから。」

私は、熱烈に話しだす鈴中君の話の腰を折り中断させた。