「で、話って。コイツに関係すること?」

と私は、当たり前ながら聞く。

「コイツってなんだよ。コイツって。」

と反応的に声が出る奏太。

「あ、ついつい。ごめん。」

とりあえず、謝っておく。

「奏太くんに関することよ。奏太くんのご両親が、海外出張でいないらしいの。だから、ここに住むことになったのよ。」

とんでもないことをさらっという。お母さんらしい。

「あ、そうなの?とでも言うとでも思った?奏太と海音はカレカノなんだから海音の家に行きなさいよ。私は、一緒に住むなんて嫌だからね。」

と、私は断固反対した。それに引きかえお母さん、さすが違う性格。いう事が正反対というかなんと言うか。。。。。

「奏太くんから言ってやって、この馬鹿娘に。。。。。」

「わかりました。」

いやいや、馬鹿娘って言うな!