Message ~過去からの贈り物~

「うぉあ」

私は、やらかした。

「寝て、た?」

そう、寝てた。

時計は19:23

「しょうがない。夕飯食べてこよう」

途中のレポートを放置して

階段をのろのろと降りる。

「あ、お母さんよ」

「ただいまー」

気楽な母、恵美里―エミリ―さんとご登場でございます。

「買い物、買ってきすぎちゃった」

てへっと笑う母に対し私は

「たぶん、お父さんがたくさん稼いできてくれるよ、うん」

と、よくわからない返答をする。

世の中のお父様方は大変だね。

私の父、彰二―ショウジ―はただの一般的な平のサラリーマンなので

そんなに稼ぎには期待してません。

ごめんね、お父さん。

無理言って。


「で、今日の夕飯は?」

「え、ミートソーススパゲッティ」

「そんなに野菜と肉と魚を買ってきたのに」

「うん」

「やれやれ」