Message ~過去からの贈り物~

部屋に入り、なんとなく荷物を広げてみる。

しかし。

「レポート、めんどくさい」

やる気が出ない。

「明日、南に見せてもらおっと」

あ、でも南がやってなかったら?

その選択肢は

「ないな」

の一言で数秒も持たなかった。

「よし、どうしよ」

そんなことを思っていた私に

ピロリンッ♪

「誰だ」

スマホの画面を見てみると

「え、あ、佐助だ」

佐助からのメール。

佐助は未だにガラケーなのでトークアプリが使えないのです。

「何々」


『明日レポート見せて!今日やる気ないから!夜露死苦』


「おいおい、私もやらないつもりだぞ」

と思いながらも、レポートに手を付け出す私。

単純だな、なんて自分で思う。

でも、これが恋する乙女というやつなのか。


そう、そういうことでも私は


“普通”


なんだよな。






……てか、夜露死苦ってなんだよ。