不器用な恋愛




「峰城様にそうおっしゃっているわけですし。

私の誕生日パーティーに来ていただけませんか?」



意外……。


なんか愚痴愚痴言われるのかと思った。



「碧壱さん、冠善さんもそう言っているわけだしさ!

きっと碧壱さんと仲良くなりたいんですよ♪」



冠善さんとか言う人は峰城優磨に来てもらいたいから
あたしを呼んでるだけなのに…あんたは馬鹿?



はぁー……。

なんか疲れるしいっか…。


「わかりました。」

「来て下さるの?」


「一応……
行かせてもらいます…」


「ありがとう♪」



ご機嫌になったみたいですね。

良かったじゃん。



そのかわりあたしはせっかくの日を潰すことになったけどね!



「でわ、これをお持ちになって来て下さい////」


「ありがとうございます。」



最後に爽やか作り笑顔を冠善さん?に向けたんだけど……




そのどこがいいんだか…。