『勘違いしないでよ!』
『夕日綺麗だなっ』
真っ黒だったはずだったが、少しずつ
すこしずつだけど、色がつき始めた気がした。
『ご飯です。』
病院のご飯は、わたしにとって、ありがたい。
わたしは、今まで、ご飯なんて、まともに食べてなかったから
『ごぉっさんです!!!』
『めっちゃ元気だなっ』
『無料だし!』
『あっ!そっち?』
『言っただっきマース』
『んっ』
すぷーんを、前に突き出してきた。
『自分で食べれます!』
『うまっ』
『薄いけどねっ』
『『アハハハハ!』』
仲間ができるって…幸せ。
友達か…
初めての友達が男子か…
いや…まず、私達は、友達なのかな?
友達だと…
いいな............!
ひとつだけでも、死ぬ前に…
叶えたいな。
あっそうだ!
窓から差し出す光が消え、町のライトがちらほら見えてきた。
『もう寝た?』
『............』
『寝た?』
『起きてる。』
カーテンを開けた。
もう、ほとんどの患者のひとは、寝ていた。 もうすっかり夜だ。
『夕日綺麗だなっ』
真っ黒だったはずだったが、少しずつ
すこしずつだけど、色がつき始めた気がした。
『ご飯です。』
病院のご飯は、わたしにとって、ありがたい。
わたしは、今まで、ご飯なんて、まともに食べてなかったから
『ごぉっさんです!!!』
『めっちゃ元気だなっ』
『無料だし!』
『あっ!そっち?』
『言っただっきマース』
『んっ』
すぷーんを、前に突き出してきた。
『自分で食べれます!』
『うまっ』
『薄いけどねっ』
『『アハハハハ!』』
仲間ができるって…幸せ。
友達か…
初めての友達が男子か…
いや…まず、私達は、友達なのかな?
友達だと…
いいな............!
ひとつだけでも、死ぬ前に…
叶えたいな。
あっそうだ!
窓から差し出す光が消え、町のライトがちらほら見えてきた。
『もう寝た?』
『............』
『寝た?』
『起きてる。』
カーテンを開けた。
もう、ほとんどの患者のひとは、寝ていた。 もうすっかり夜だ。



