ー混乱状態ー


「なぁ?寒くね?今7月の初めだぞ?」
「そうだね…肌寒いね」笑
クラスの人たちは不自然な事を感じ始めている

「秋…調節できる?…」ボソッ
「なんとか…」ボソッ
秋になんとかして温度をいつもの教室の温度にできるように温度を上げている。

「ネェ?貴方達名前…なんて言うノ?」ニコッ
黒井ちゃんが話しかけてきた、それもぎこちない笑顔をつけて…
「あ…お、俺、秋、よろしく」
「僕は泉といいます。よろしくお願いします」
「フゥーンよろしくネェ?」ニコッ
すると黒井ちゃんは少し距離をとり、次の瞬間

「《黒魔法ー隠しー泉を我が作った結界に隠せそして、閉じ込めよ》」黒笑

「「!?」」

「あっ!?」
僕は黒い霧に包まれその場から消えた。
黒井ちゃんは僕に《黒魔法》をかけ結界に閉じ込めた。

「ヒヒッ…泉ハ貰ったヨ?」黒笑
「なっ!テメェっ!」
「ジャーネッ?」

黒井ちゃんもあとに続いて消えた。

「クソッ!黒井め!」



ーーーーーー結界ーーーーーー

「ン…ここは?」
僕は霧に包まれた時気絶したらしい。
あたりが真っ暗で先が見えない。
「気づいたァ?セレン?」
「黒井ちゃん!?」
黒井ちゃんは僕の目の前に突然現れた。
僕はとっさに身構えた。
「マァマァオチツイテよ?」笑
「なんでここに連れてきたの?」
「フフッ…クラー様のため…貴方を闇落ちさせるため…カナ?」笑
や、闇落ち…
僕は絶対に闇落ちはならない
「僕は闇落ちしないよ?どうやらこの結果…君を倒さないと出られないみたいだね…」
僕は魔力を使い探る。
「んー私を倒すノ?この体洗脳シテテに入れたからすぐ二壊れるよ?」ニコッ
「え…」
洗脳…黒魔法を使う物がよく使う魔法…主に人間に使われる…
という事は…人間をクラーは操っているのか!?
「正解ーイッパンジンを巻き込むツモリ?」ニコ
あ、クラーは一つ見落としている!
「知ってた?最近洗脳をとく魔法が出来たこと?《守護術ー開放ー人間を洗脳から解き放て》人間を守るため作られた魔法だよ?知ってた?」笑
僕は最近出来た魔法を予め早く覚えておいた。

「ナ!クァッッッ!」

僕は魔法をかけた後すぐに駆け寄って体を支えた。
「あれ?ここどこ?…」
彼女はすぐに目が覚めた。
魔力も無いみたい、ん?え?
「貴方…魔法使い?」
「エエッ!?なんで分かったの!?」
彼女は僕を見てすぐに言い当てた、それに彼女から大量の霊力が感じられた。