ーリッキーsideー

「あり?ここ…どこだ?」

俺が今いる場所は真っ黒で何も無い場所

[リッキー…貴方は何を望む…]

どこからか女の人の声が聞こえた、
俺は答えようか答えないかと迷ったが答えることにした。

「俺は親友を守りたい…強くなりたい!」

俺は思ったことを言った。

[そう…貴方は正直で優しく勇敢なのね?スラムで育ったのに…貴方みたいな人間は初めてよ?気に入った…私が好きな属性につかせてあげる…好きなのを選んで?]

女の人が言い終わると沢山の石像がでてきた。

「ありがとうございます!俺必ず強くなって守れる力を手に入れます!」

俺は言い終わると石像を見に行った。


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緑の石像
優しく包み込み癒す力
赤の石像
優しく時に強く勇敢な力
枯葉が強くあおられてる石像
敵を飛ばし風を運ぶ力
土色の石像
固く柔らかく自在の力
青の石像
洗い流し冷静になる力
冷たい冷気を放った石像
固く強く守る力

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赤…つまり、火か…
よし!決めた!俺は!
「火の魔法にする!」

[リッキー…貴方なら選ぶと思ったわ……未知の世界が貴方を待っている…貴方は私が思った通りの人だわ…魔力…貴方は特別に魔法使いより多くしておくわ…セレンよりかは無いけど…]

「いいんですか!?ありがとうございます!」
すると俺の周りに赤の光と黄色の光が浮かび上がった。

[リッキー…貴方は親友を大切に…自分を大切に…ね?…では…行きなさい…]


俺は自然に目を閉じた。



リッキーはまた光に包まれ消えた。



[リッキー…私の息子セレンを宜しくね?期待しているわ…あの子はーーーするかも知れない重要な魔法使いだから…]