【短編】真夜中の王子




そこからは近かったからすぐに家に着いた。




「予備校から結構遠いな…」



「あ、嫌なら送るのもいいから…」




不安で仕方ないのに心にもない事を言ってしまった。



「バーカ、俺の体力なめんなよ!!」



「あはっ♪ありがと!!」



「じゃ、行くな!おやすみ」



雅也君は自転車にまたがって帰っていった。