「ん?予備校一緒なんだよ、城田雅也(シロダマサヤ)って知らね?」 「あっ」 思い出した… すごい頭いい人だ。 「それより、女一人でこんな暗い道通って何考えてんだよ」 「ごめんなさい…」 さっきの出来事を思い出すと怖くて泣きそうになった。 「泣くなよ、早紀」 名前を呼ばれて驚いて涙も止まった。 「あ、止まった?」 そう意地悪く笑う彼。 ドキドキが中々止まらなかった。