パッとこちらを向いた、草部さんはバツの悪そうに下を向いたー。 が。 左側に立つ焔さんの手を、つねっている。 「楓花…ぃたい」 「ん〜?な・あ・に?」 そう言ってにっこり笑う、草部さんは黒いオーラをまとっている。 「いたいって言ってんの!」 「へぇ〜こんなのが?だっさい!」 「なんだと⁈」 「ふざけんなっ!もう、終わりだっつーの!!」 いきなりの大声を出したのは、あの水城くんだった。 なんか、静かでもの大人しい雰囲気をまとってるはずの、水城くんが! め、珍しい…