「梓、お前…本当なにもんだ?」 神妙な顔で聞く、先生に周りの生徒も押し黙った。 そんな先生・生徒を見てクスリと笑うと首を右に大きく傾けた。 「さぁ?何者なんだろうね、私は。内緒っていう答えを出します」 そうして、にこっと笑って隣に「暇〜暇〜暇だよ〜」と何度も小声でいう、ルークを見やる。 やっと、フェアリーに目が入ったようでわぁっと大きな歓声に、包まれた。 「かっけぇ!」 「なんだろ〜?あっ!」 「「ルークだ!あの最強のルーク!」」