ハッとして、顔を上げ魔法印を見ると一瞬だけ、金色と赤色の光が見えた。
【火】と【光】だ。
色を確認した途端、すぐに光は魔法印に吸い込まれる様に消えてしまった。
「な、なにあれ〜〜!」
「いやぁん!さすが、蓮様よぉ〜」
「カッコイイ〜〜」
とまあ、女子(私と草部さん以外)はキャーキャー叫んでいた。
魔法印にいる妖精は、今までの中で一番人間の形を象っていた。
金色の目、赤く燃える様な炎の色の髪、筋の通った鼻、微笑みを浮かべる甘いマスク。
180センチはありそうな、高身長の彼。
彼は、酔いしれそうな甘い声を発する。
“ふふん、お主が我を呼んだのか。名を”
「俺は水城 蓮。お前は…」

