「はーい、次〜!焔 魁斗」
No.4の焔くんが魔法印の上に立った。
「【我の前に現れよ、忠誠を誓えし、妖精よ!】」
どんっと霊気が発せられ、辺りを緑色と空色の光が包んだ。
緑色と空色。
【木】と【風】だ。この組み合わせを持つフェアリーは珍しい。
“あ〜っ、あたちを呼んだのそこのおにぃちゃん?”
幼い喋り方でフェアリーが言った。
これは…ベイラーだ。ベイラーは赤ちゃんの形をしていて、一見弱そうだが怒らせるとあらゆる物を、破壊する。
可愛らしい顔のくせして、やばいやつなのだ。
ベイラーは【最上級】だが、最も【神級】に近い妖精だ。
“あ、ぁ〜!おにぃちゃんの後ろにいるおねぇちゃん…麗華ねぇ?なのぉ?”
あぁ、見つかった。見つかってしまった。

