「ふふっ、おめでとう」 ニコッと笑ってあげ、となりにいるロマンに目を移す。 “ほぉ、お主は我の主人よりもずっと強いのぉ?” ロマンが私の強い霊力に、魅せられたようにぽおと、見つめてくる。 「ありがとう。早坂の事、よろしくね」 “ふむ、よろしく頼まれた” ロマンが私に近づき、鼻で手を2、3度突いてくる。 手をそっとロマンの頭の上に乗せて、前後に撫でる。 「あぁ、さすが麗華さんだぁ。もう簡単に手懐けちゃってる…」