特にみんな、無いようで無言で首を振っていた。 「せんせー、何かあったら、ばれないように出て行くから(笑)」 と鳴神さんが、いたずら気な笑みを浮かべ白い歯を見せた。 「おい、堂々と出て行きます宣言すんな」 鳴神さんに釣られて、微笑むとみんなが頬を赤らめた。 風邪…?流行ってるんだ…。 「風邪、早く治してくださいね」 そう言うと、みんなの顔には驚きの色が足された。そして、みんながぶつぶつっと呟いた。