「はて、何の用で来ていたのだっけな。あ〜あれか。バッチだね?これがSクラスの5番目までの人しか、付けられない便利なバッチだ」 便利…? どんな事があるのだろう。そう頭をひねっていると、水城が正直に聞く。 「教頭先生、どのような事が出来るのですか?」 「ああ、それはな…まず、どうしても出なきゃいけない授業以外、サボれる。あとは、練習室をSクラスの5番目までの人…えっと、S5は1つずつ部屋を持っていてその鍵にバッチがなっているとか、たくさんあるぞ」