強い、強すぎる…! だんだんと意識を持って行かれる。 やばい…! そう思ったとき霊力がパッと、あのあまりにも大きすぎる霊力が、一瞬で消え去った。 なんとか、意識が戻って来てくれて、梓がのれんをくぐり機械から出てきた。 ピーと電子音がなり、電子アナウンスが告げた。 『Sクラス…測定不明…』 そう、測定不明と…。 電子アナウンスは告げたのだった。