「どっどうしたの?!季梨?」




「無っ理だよぉ。澪李無しじゃ。
私、生きてる意味がない。」




「季梨……。」





「うっ。ふぇっ」





「季梨、空き室行こう。」





香凛に連れられて空き室へ。





「あのさ、季梨。」





香凛の声に耳を傾ける。





「1回、澪李くんから離れるってどうかな?あの話を承けてさ。」





ガバッと香凛の顔を見る。




「もし、それでも好きなら、想いを伝えたら?」





香凛はいつも、もっともな事を言ってくれる。