決められた道

「この山も結構高いよな」


普通の人なら挑戦はしても挫折するであろう高さだ


「毎度のことで馴れたけど」


と軽い足取りで登っていった


そして高い山を登ったことを感じさせない笑顔で少年は街に入っていった