ある晴れた夏の日


少年はいつも通りの生活を送っていた


「今日は天気もいいし約束はしてないけどあいつに会いに行こうかな」


そう言って素早く支度をして出かけた


少年は一人で暮らしている


周りには誰も住んでおらず人に会いに行くには山を越えなければならなかった