名刺を渡されて複雑な思いで名刺を交換されたその好青年の課長の笑顔に癒されつつぎこちなく配属先へと案内されたその日から机を並べたなんの因果か同期となり今にいたるというわけだ。 同期といえども…奴はやっぱり嫌な奴であの仏頂面でたんたんと敏腕に仕事をこなし私とは比べられないほど差がつけられた。 私だって頑張ってはいるものの…結果がともわなくて仕事に追われる日々。 途中で寿退社していく後輩たちにみるみる先をこされて…あの嫌な同期にはなぜかアシスタントに使われてみるも無惨な日々を送ってきた。