この後なにかをいいかけて私ははっと息をのんで黙り混む。 そう……好きと言おうしたのに脳裏に幸谷が浮かんだ…。 「ありがとう…。なんだか久河さんにはなんだか気持ちはっきりいえるよ…。 なんだか不思議だな。」 目を泳がせながらどうとりつくろうと考える私の様子に動じない朝霧課長の手が私の頭におりてきて髪をくしゃ…となでた。 普通ならここでときめいたりしているはずなのに…大好きな課長に頭なでられれてドキドキしているはずなのに…なぜか私の頭の中まであの幸谷が支配して罪悪感をもたらした。