処置室に置き去りにされた私と黙っていた悪魔は看護士さんがいなくなったとたん毒づく。
「……なんで…俺がお前の彼氏設定になってるんだよ!!」
「仕方ないでしょー!!まさか婚活帰りの同僚なんていえるわけないでしょ!!
それに……お姫様抱っこなんてするから………。」
口を尖らせながらぶつぶつ最後は言葉を濁らせいざ口にすると恥ずかしくて赤面した。
「まったく……!!この借りはでけえからな!!覚悟しとけよ!!」
その様子に周りが吹き飛ぶほどの大きなため息をもらして腕をくんだところで先ほどの可愛らしい看護士さんが松葉杖をもって戻ってきた。

