ガラスの靴を追いかけて…!?〈完〉



意外とせまい個室の空間はカーテンだけで仕切られたベンチ式シートにカウンターテーブルが設置されていいた。
ひとまず奥の方に腰をおろし一人渡されたタブレットを待つ間に…先に始まったイベントの人達の会話が丸聞こえでなんか個室っていう感じがしないほど落ち着かない。



そうそう……!! だめよ!!課長みたいな素敵な人とカップリングするんだから…!!


意識を集中させてそのまま悟りの境地を開くかのようにただその時間をやりすごしていくとマイクを通して係りの人の声が響いてきた。


「―――10時30分からお集まりのイベントの方全員揃いましたのでお相手の男性の方…個室へとお入り下さい。」



係りのガイダンスのあと…数人の足音が聞こえ痩せたインテリの男性が入ってきた。