ガラスの靴を追いかけて…!?〈完〉



「うん……!! 言った!!
こ、ん、か、つ……いってみようよー!!」


突然…あっさりと誘われたその婚活と漢字2
文字とひらがな4文字に頭を強打されて私は狼狽えた。


「織乃……!!正気なの?? あんた、婚活なんてかんがえてるの??」



まさかクールでまるで結婚なんて考えない仕事女子の織乃の口からつきつけられ周りのことなんか気にせず驚きの声をあげると今日のオススメランチのミルフィーユカツをサクッと音をたてて口に含んだ。


「うん、彼氏…!! 結婚する気ないみたいだし…親がうるさいんだよねーー!!
それに、婚活っていろいろあるみたいだしさー!!」


「いろいろって……?? 例えばどんな??」