ちょうど信号まちでとまった時彼の唇が私の口を塞がれより確信する。

「黙ってろ……。松葉杖がなくなったらよりかかれれのは俺だけなんだからな。――覚悟しとけよ」

彼の言葉に私は頷く。

「そっちだって覚悟しといてよねー!!妹さんと共謀して悪魔退治してやるし……!」

彼の挑発にのりながら私は宣誓布告すると……。

「じゃあ、このままついでに会いにいくか…。」




彼の車はまるで私達の危なかっしい恋みたいに進路変更して行き先を定めた。

まだまだ、見つけたばかりのガラスの靴をはきならしながらきっと私達はウェディングロードを進んでいく。


ガラスの靴を追いかけて……!?
空想とはまるでほど遠いけど…相変わらず無愛想な同期だけど…家では無愛想解除の笑顔で笑っていられるそんな気取らない私のガラスの靴は無愛想王子さまにどうやら履ならされていく途中のようです――。



…Fin。